梨乃木の家



 敷地は住居地域で、それまでの歴史の中で周辺の静かなたたずまいの中にあったが、どこでも見られる都市化が進み、南側に突然3階建て1DKマンションが新築された。これにより、南側は東西に長い敷地の半分以上が塞がれ、この敷地の住人の生活環境が一変してしまった。この建物は中央にコの字で囲まれるコートハウスとして計画された。南面のマンションに影響される日照、通風その他を充分考慮し、さらに北面、西面の隣地に対して極力生活環境を犯さない配慮(建物の高さを抑える)をしている。又東面は、中学校の運動場にはさまれた前面道路側にカーポートが配されているが、生徒達の通学路の寄り道としての空間と広がりを持たせ、目で楽しませるための芝生混じりの石畳と木々の緑が配されている。建物は、オーナーのアトリエ兼仕事場と住宅で構成されているが、それぞれは独立した空間として機能する。

 多目的室西面
前面道路より向ってアトリエ左側にあるスロープを1m上っていくと、この多目的室前面の緑に囲まれたコートに入ります。コートと1階床高は150mm以下に抑えられ、内外の融合が図られている。特注の大きなテーブルは、あらゆる目的に機能するアイテムであると同時にこの空間の必要不可欠なインテリア家具です。この奥にキッチンが隠されています。

 多目的室東面
玄関を抜け、多目的室に入った所で、1mの段差を解消する階段を上がります。右側にアトリエの陸屋根壁面があり、これは丁度良い高さの塀を兼ね、コートのプライバシーが保たれるようになっています。又1階から2階までの高さは1,650mmに抑えられています。

 玄関ホール
正面アプローチのドアを開けると、すぐに、天井高をギリギリまでおさえた玄関ホールに入ります。土間左側にアトリエへのドアがあります。

 
 和室
 

 多目的室南面

建物データ

所在地 広島市佐伯区五日市中央6丁目
用途 アトリエ付住宅
構造 鉄筋コンクリート造2階建一部鉄骨造
建築面積 143.28 ㎡
延床面積 168.05 ㎡
竣工 1996年8月
設計者 渡辺 武彦
施工 株式会社日興
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