設計者詳細

設計者を探している方へ

私の実践する住まいの設計は、まず施主の声を徹底的に聴くことから始まります。住まい造りは大きな夢です。でも、あまりに大きすぎて、最初は漠然として、何から手をつけてよいのか分からないものです。じっくりと何度でも話し合いましょう。そのうちに、施主の｢こうありたい｣という想いが明確になってきますし、同時に足元の｢現実｣も見えてきます。
住まいの設計とは、このようにして少しずつ明白になってきた夢と現実のはざまに立ち、これに様々な手掛かり（敷地の大きさや周辺環境等）を加えて、｢最もあるべき形｣を導いてゆくことです。施主と同じ絵が描けるまで、何度もこの作業を繰り返します。施主が納得できなければ、決して前には進みません。紙の上でのやり直しは何度でも出来ます。まずは、声を掛けてみてください。きっと楽しい時間を共有できるはずです。

建築観、住宅観

私には、設計をすすめる際に、大仰な不変的な建築テーマがあるわけではありません。また、造形的な形の操作にもあまり興味はありません。ただ、与えられた環境やテーマを解きほぐし、その相互関係にあまり無理なく沿うかたちを求めたいなと考えています。
日本の四季の存在は美しく、変化に富んだものです。できれば、四季それぞれに背を向けるような住まいではなく、上手にそれぞれを受け入れることの出来る｢おおらかな住まい｣を造りたいと考えています。
暑さや寒さに対しては、空間を緩めたり、締めたりしながらその時々の設えを楽しんでもらい、手で触り、足で触れる部分にはなるべく自然な素材を使う。
そんなあたりまえなことを大事に、丁寧に造りたいと考えています。

略歴

1964年生まれ
1988年横浜国立大学工学部建築学科卒業
同年　野村不動産（株）入社
以後、木造住宅の設計、商品開発、分譲住宅の企画等を経て
2003年より直井建築設計室
木造住宅の設計監理を中心に、大規模住宅地開発の企画や街並計画等にも数多く参画

設計者タイプ回答

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