中目黒の住宅
３人の子供達の思い出に残る家を創りたい。「滑り台のある住宅」というのがオーナーからの要望でした。
家族にとって「滑り台」は、この住宅への思いの詰まったのシンボルになるのでしょう。私達は「滑り台」そのものについて考えると同時に、遊び空間を日常空間に如何に自然に組み込んでいけるかを意識し、遊具としてのすべり台を建物の動線として取り込むことを考えました。階段で最上階にまで登り、すべり台で最下階におりる。日常の動線の中にすべり台を入れる事で、『すべり台のある住宅』ではなく建物全体が遊具になった、「すべり台の住宅」となりました。
