M-ハウス
海沿いに建つ二世代住宅です。
モノトーンの外壁に、昼間でもぽっかりと浮かんだ三日月。
モノトーンの中でもポイントとなるように、この山々の風景に溶け込めるように遊び心で創くりました。
娘さんご夫婦は斬新だけど防犯面のしっかりしたもの。
ご両親は、風に強くて湿気を感じないもの。
これが条件でした。
そこで生まれたのが、大木戸を配した鉄筋コンクリート住宅でした。

南側のウッドデッキ

駐車スペース、当初はガレージを予定してたけど、青空駐車へ...

ポーチを中庭の吹抜け空間にして、採光に配慮。
大木戸として防犯面にも配慮。

玄関からポーチを望む。
床にはテラコッタを使い、温かみを持たせた。

居間からウッドデッキを望む。
居間の床は桧の無垢板に裸足の実感。

居間からキッチンと玄関方向を望む。

キッチン。
右側は造り付けの食器棚にして、半透明のアクリル板にした。

ご両親の寝室。
障子を紙でなくガラスとし、陽光の注ぐ配慮をした。

二階の主寝室。
床面に地窓を設け、風の通る配慮をした。
建物データ
所在地 |
大分県佐伯市 |
用途 |
一戸建て専用住宅 |
構造 |
鉄筋コンクリート造 |
建築面積 |
124.17㎡ |
延床面積 |
173.71㎡ |
竣工 |
2007年 |
設計者 |
井上一則 |
施工 |
宮田建設 |